バイデン大統領が選挙から撤退し、ハリス副大統領への支持を表明しました。
8月に向けて、今は民主党の時間であり、ハリスがトランプを世論調査で上回っているという報道も増えています。
その中で、CNNをはじめとするニュース映像では、星条旗とともにハクトウワシ(Bald Eagle)の姿を目にする機会が多くなっています。
アメリカでハクトウワシが国の象徴となっている理由をご存じでしょうか?
意外にも、アメリカ人とビジネスをしている日本人でも、その背景を十分に理解していないことが多い。
ビジネスシーンでアメリカ人と交渉する際には、彼らの合理性、ロジック、そして独自の“正義”が重要な要素となります。
私が米系不動産投資銀行の駐日代表を務めていたとき、CEOどころかトップ8人はすべてアメリカ人でした。
彼らが我々日本拠点を叱咤激励する際によく使う言葉がありました。
アメリカでは、1%の資本家がアメリカ全土の富を有している。
そこに辿り着くのがアメリカンドリーム。
そのためには、誰よりも学び、働き、そして闘う。
狙った獲物は逃さない。
君たちもEagleになれ!」
このような貪欲な感覚を持つ上昇意欲の高いアメリカ人にとって、日本人のビジネスへの取り組み方は“甘い”と感じるのでしょう。
週末でもあり、アメリカ人の心の拠り所であり国の象徴でもあるハクトウワシについて少し知ってみませんか?ビジネスの対話もより深いものになるのではないでしょうか。
ハクトウワシがアメリカの国の象徴として選ばれた背景