【日本人会員様】
経営者やリーダーは、日々の生活や仕事に追われて、「ちょっとした教養」を忘れがちになります。
国際的な大企業経営者、政治家や起業家は、「教養」のない人への信頼は持ちません。
教養は難題を解く力ではなく、人の心を開き癒す材料です。
日本人として日本のことすら説明できない人が、「情けない」と思われることは自然の流れではないでしょうか。
読んでも後に何の役に立つこともない「ゴシップ」や「芸能裏話」ではない、
最低限の「ビジネス教養」として、お読み頂ければ幸いです。
本日は、七十二候で、「梅子黄」(うめのみきばむ)の日です。
その名のとおり梅の実が黄色くなって熟す頃です。
梅子黄の色は、初夏の訪れと季節の移り変わりを象徴しています。
その暖かな色調は、日本人の感性に深く響き、収穫の喜びや豊穣の象徴ともなってきました。
梅の花は春の訪れを告げる存在で、日本人の生活や心に深く根付いています。
これは梅が新年が明けてから最初に咲く花の一つであり、寒さの中に春の兆しを感じさせるからです。
桜が花見の主役となる前は、梅がその役割を果たしていました。
この事を知る日本人は、意外に少ないようです。
そんな梅のことを私たちは、どれほど知っているのでしょうか?
梅が年々日本から消えていく現実を知っているのでしょうか?
少しだけ”梅”とお付き合いください。