株式市場は日銀のマイナス金利解除を乗り越えたようで、「日経平均は44000-45000円を目指していく」と証券会社の営業マンが追加投資を勧めてきます。
株価が史上最高値の更新を続けるなか、個人投資家はどのような情報を信じるべきなのでしょうか。
先日、SNOW WHITE氏の寄稿(クリック)で、明確に今後の株式市場が堅調に推移する根拠が書かれており、現在の日本企業の業績からも強気予想を描けました。
その根拠は、これ以上でもこれ以下でもない説明でした。
史上最高値をつけたあたりで一旦利益を確定しようかとも考えていましたが、今は踏みとどまることにしました。
久しぶりに読んだ「根拠ある」経済記事です。
私も世界有数の投資銀行で海外勤務を含めて国際金融の現場に30年以上いましたから分かりますが、日本の投資情報のほとんどが「根拠」のない印象論です。
株式市場の上昇を煽るか、危険水域に達したと警鐘を鳴らすか、のどちらかが大半です。
なぜでしょうか。